翡翠(ジェダイト) 大国主命と翡翠の女神
こんにちは。
今回紹介するのはヒスイに関する話です。

翡翠の効果
ヒスイも古くから護符として使われてきた石の1つです。
鉱物資源の少ない日本でも見つけることができ、ロクな道具もなかったであろう縄文時代から、勾玉として加工されてきました。
先を尖らせた竹で穴をあけた、と聞いたのですが、いったい穴を一つ開けるのにどれくらい時間がかかったのでしょうね。
そんな計り知れない忍耐力を持って、丁寧に加工されることになったヒスイには、持ち主に忍耐力を与え、災いから守る効果があると言われています。
忍耐力ってピッタリだな、と、竹で穴をあけた話を聞いて思いました。
災いから身を守る、の方については、勝手な推測ですが、色からきている効果なのかな、と思います。
緑は平和、平穏をイメージさせることが多いので。平穏→災いがない→災いから身を守る、になったのかなと。
名前の由来
翡翠(ひすい)は鳥の翡翠(かわせみ)が由来のようです。

ヒスイの色がカワセミの羽の色に似ているから…ということらしいですが、はっきりしません。
はっきりしたらまた追記しようかと思います。
逸話
今回紹介するのはヒスイの女神とされる奴奈川姫(ヌナカワヒメ)と大黒様としておなじみの大国主命(オオクニヌシノミコト)にまつわる話です。
奴奈川姫は「ニの川の姫」がなまったもの言われていますが、ニは宝石のことを指します。
だから、ニの川の姫=ヌナカワヒメ=宝石の取れる川の女神、でヒスイの女神ではないかと言われています。
そんな奴奈川姫のもとに、遠路はるばる大国主命が求婚にやってきます。しかし奴奈川姫は扉を閉ざし、大国主命を入れようとはしません。大国主命は扉越しに語り掛けます。
「妻にふさわしい女を探してここまでやってきたのに。ここには賢い女がいる、美しい女がいると聞いて、はるばるやってきたのに。船を降りるやいなやすぐに駆けつけて、中に入れてくれと願っているのに、あなたは開けてくれない。もう山ではツグミが鳴き、野では雉が、庭では鶏が鳴いて朝を告げている。いまいましい鳥どもだ。あいつらを殺して、夜が続くよう願おうか」
奴奈川姫が答えて言います。
「私は入り江の鳥のように、強い男を求めています。どうかそんなに急がないで。次の夜にはあなたを入れ、私はあなたに従う鳥になりましょう。どうか鳥たちを殺すのは止めてください」
そうして奴奈川姫は次の夜に大国主命を中に入れ、一緒に夜を過ごしたそうです。
大国主のモデルとされる人がいた時代には、ヒスイ製の勾玉が大量に作られていたようです。しかし徐々に生産量は減っていき、やがて全く作られなくなってしまいました。
勾玉が消えた理由については、仏教が伝来して列島が大陸化していったからだとも言われています。
色の種類
ヒスイというと緑か、もしくは白を思い浮かべますが、他にも黒、赤、黄、紫などがあります。
なかなか色彩豊かですね。
ちなみにミャンマーで取れるヒスイは緑が多く、日本で取れるものは白が多いそうです。
浄化
セージ、日光、月光、流水、すべて問題ありません。
産地
ミャンマー、ロシア、アメリカ、日本など。
日本だと糸魚川が有名ですね。上の逸話も糸魚川のものです。
硬度
6.5~7
和名
本翡翠(ほんひすい)
誕生石
5月
石言葉
福徳

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