ルビー 勝利を呼ぶ石
こんにちは。
今回紹介する石はルビーです。
効果
ルビーは勝利を呼ぶ石と言われ、カリスマ性を高める力があると言われています。
これは下でも書きますが、ギリシア・ローマ神話で、ルビーが軍神マルスと結び付けられたことに由来しているようです。
名前の由来
12世紀ごろの呼び名「ルーバイン」がもとになっているようです。
その前にはギリシア語で「アンスラックス」、ローマ語で「カルブンクルス」と呼ばれていました。
どちらも燃える石炭を意味します。ルビーの赤い色が、火にくべた石炭を連想させたからでしょう。
もっとも、カルブンクルス(英語ではカーバンクル)は赤い石の総称で、現在のルビーだけを指していたわけではないようです。
カルブンクルスには現在のガーネット、スピネルも含まれていたと思われ、当時の文献に載っているカルブンクルス、カーバンクルがルビーを指していたのか、他の石を指していたのか、判断するのは難しいと言われています。
逸話
ルビーは現在では7月の誕生石として有名ですが、かつては12月の誕生石とされていました。
冬に赤い石? と思われるかもしれませんが、ルビーが燃える石炭を意味する言葉で呼ばれていたことを考えるなら、それほど不思議ではないかもしれません。
また、ルビーやガーネットなどの赤い石は、中で炎が燃えており、その光で赤くなっていると考えられていたようです。
石の中で燃え続ける炎が、じっと春を待ちわびる気持ちと共鳴したようですね。
ギリシア・ローマでは、ルビーは炎と戦いの神、マルスと結び付けられて考えられ、戦士たちが戦場へ行くとき身につけられました。
そこから「勝利を呼び込む石」と呼ばれるようになったと考えられています。
色
ルビーはコランダムの一種です。
コランダムの中で赤いものをルビー、それ以外をサファイアと呼びます。そのため、ルビーの色は赤だけです。
赤にもいろいろありますが、ピジョンブラッド(鳩の血)と呼ばれる赤いルビーが最も価値があるとされます。
浄化
太陽は変色の恐れがあるためお勧めできません。
セージ、月光、流水は使えます。
主要原産地
ミャンマー、タイ、ベトナム、カンボジア、インド、中国、ネパール、ロシア、スリランカ、タンザニア、マダガスカル、ケニア、アフガニスタン、パキスタン、コロンビア
たくさんありますね。
硬度
9
和名
紅玉(こうぎょく)
誕生石
7月
石言葉
情熱
こちらからご購入できます。
line@始めました。
ブログの更新のお知らせをします。
登録してくださった方にブログで扱っている石の情報をまとめたデータをプレゼントします。