ムーンストーン 月の力を宿す石
こんにちは。
今回紹介するのはムーンストーンです。名前の通り、月が宿る石と言われています。
効果
ムーンストーンはその名の通り、月の力を宿すと言われることが多いです。
インドでは古来からムーンストーンを月の力を宿す聖なる石とみなし、売り物にするときには聖なる色とされる黄色い布の上に並べたそうです。
またムーンストーンを持つ者は月の光のような優しい愛情を抱くと言われていることから、幸せな恋愛や結婚み導く力があるといわれました。
他にも、内部に宿る月の光が夢魔や悪霊を追い払う、欠けた月がまた戻るように苦しみを取り除いて元に戻す、といった言い伝えもあります。
名前の由来
現在の名前は英語でそのまま「月の石」ですね。
17世紀前半までは「セレニテス」と呼ばれていました。ギリシア語で月を表す「セレーネー」が由来です。
ちなみにムーンストーンはギリシア語では「セリノリソス」、日本語では「月長石」といいます。
逸話
16世紀にミゾオという人が書き残した話です。
ミゾオの友人の旅行家がムーンストーンを持っていたそうですが、この石には表面に白い斑点があり、それが月の満ち欠けに従って大きくなったり小さくなったりするというのです。
興味を持ったミゾオは友人から1か月間ムーンストーンを借り受け、観察することにしました。
ミゾオが借りた時、白い斑点はアワ粒ほどの大きさで、石の上の方にありました。それが月が満ちるに従って大きくなりながら中心へ移動し、満月の日にはちょうど真ん中あたりにきて大きさも最大になりました。
それから月が欠けるにしたがって再び小さくなりながら、石の下の方に移動していったそうです。
面白い話ですね。
色の種類
無色、白、灰色、淡青色、淡緑色、黄色、橙、褐色
浄化
セージ、日光、月光、流水、何でもできますが、月光浴がおすすめです。
主要生産地
スリランカ、タンザニア、マダガスカル、インド、ミャンマー、アメリカなど。
硬度
6~6.5
和名
月長石(げっちょうせき)
誕生石
6月
石言葉
恋の予感
淡く優しい月の光を宿し、月の満ち欠けに影響を受けると言われるムーンストーン。電気を消し、月の光の下で眺めたいですね。
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