桜石 石に咲く花

こんにちは。

今回紹介するのは桜石です。

アイオライトの隙間に雲母が入り込み、まるで桜の花びらのような模様になったものです。

自然の造形は面白いですね。


名前の由来

模様が桜の花びらにみえるので桜石と呼ばれます。

もっとも、桜の花びらは5枚ですが、桜石は6枚あります。


逸話

学問の神様と呼ばれる菅原道真は、その出世をねたまれて陥れられ、左遷されました。

菅原道真は梅の花を愛したことで有名ですが、桜に関する話もあります。

道真が京を去る時、大切にしていた桜の木を家臣に与えました。

家臣はそれを自分の故郷に植えましたが、1年目は見事な花が咲いたのに、2年目には葉が茂るばかりで咲きません。

それを悪い予兆と感じた家臣は、道真がいる太宰府まで駆け付けました。

道真は遠くからはるばるやって来た家臣の忠義に感心し、自分の像を作って渡しました。

その後、京に戻ることなく亡くなったそうです。

家臣はそれを持って帰り、祠に納めて祀りました。

それから約300年後、積善寺というお寺の住職が眠っていると、夢枕に道真が立ちました。

そこで住職が祠を境内に移すと、境内で桜の模様が入った石が採れるようになり、道真の祠は桜天満宮と呼ばれるようになりました。

ちなみに、昔は参拝者に桜石が配られていたそうですが、現在は国の天然記念物に指定されたため、採掘禁止となっているそうです。


誕生石

4月9日


石言葉

精神美

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