番外編 生きている石の話

こんにちは。

今回は面白い話を見つけたので、番外編として紹介します。

昔々、美濃の国のある豪族に一人の娘がいました。

娘は20歳を超えても嫁ぐことがなく家にいたのに、ある日突然身ごもりました。

相手のいない、処女懐胎です。

いったいどんな子供が生まれるのかと不思議がられましたが、なかなか子供は生まれません。

3年たってようやく生まれたのは、なんと人間ではなく、2つの青い石でした。

大きさは五寸(約15センチ)ほど、片方は青、もう片方は青のまだら模様。

2つの石は、日に日に大きくなりました。

いったいこの石は何なのか。大きくなるということは、生きているのか。

双子の石をどうすべきか、困った人々は近くの伊奈婆(稲葉)大神にお伺いを立てました。

すると神が巫女に乗り移り、その2つの石は自分の子供だと言うではありませんか。

そこで人々は女の家に忌垣(いがき、神聖な場所を囲む垣)を造り、この石を祀ったといいます。

今回は石の種類も分からないので、番外編として紹介しました。

また面白いのを見つけたらこんな風に書きたいと思います。


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