フリント 妖精の一撃
こんにちは
今回紹介するのはフリント(火打石)です。
効果
フリントには、周りに流されないよう、自分の軸を持つ助けをする力があると言われます。
推測ですが、茶色なのが地面を連想させ、そう言われるようになったのでは、と思います。
名前の由来
これはそのまま火打石という意味ですね。もっとも、最近ではその意味ではほとんど使われないようですが。
逸話
フリントは鋭く尖った形に割れることから、火打石としてだけではなく、ナイフや矢じりとしても古くから使われてきました。
けれどフリントを矢じりとして使っていたのは人間だけではないようです。
イギリスには、妖精が人間や動物に矢を射かける伝説があり、これは妖精の一撃、エルフ・ショットと呼ばれます。
彼らの矢じりにはフリントが使われており、射られた人間は死んだり、重い病気に罹ったりしたそうです。
実際に妖精が矢を放っているのを見た人はほとんどいないそうですが、突然死んだ人や動物の傍にフリントが落ちていたり、死体から矢じりが見つかったことがあるそうです。
現代は妖精というと小さくてかわいらしい印象ですが、昔は不気味で怖い存在だった…、と聞いたことがありますが、エルフ・ショットもそんな時代の妖精の名残でしょうか。
浄化
流水は避けてください。
セージ、月光、太陽は使えます。
主要原産地
パキスタンなど
硬度
６～６．５
和名
火打石(ひうちいし)
石言葉
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