ルビー 勝利を呼ぶ石
こんにちは。
今回紹介する石はルビーです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200416/12/razuri-25/55/ae/j/o0640036014744361294.jpg?caw=800)
効果
ルビーは勝利を呼ぶ石と言われ、カリスマ性を高める力があると言われています。
これは下でも書きますが、ギリシア・ローマ神話で、ルビーが軍神マルスと結び付けられたことに由来しているようです。
名前の由来
12世紀ごろの呼び名「ルーバイン」がもとになっているようです。
その前にはギリシア語で「アンスラックス」、ローマ語で「カルブンクルス」と呼ばれていました。
どちらも燃える石炭を意味します。ルビーの赤い色が、火にくべた石炭を連想させたからでしょう。
もっとも、カルブンクルス(英語ではカーバンクル)は赤い石の総称で、現在のルビーだけを指していたわけではないようです。
カルブンクルスには現在のガーネット、スピネルも含まれていたと思われ、当時の文献に載っているカルブンクルス、カーバンクルがルビーを指していたのか、他の石を指していたのか、判断するのは難しいと言われています。
逸話
ルビーは現在では7月の誕生石として有名ですが、かつては12月の誕生石とされていました。
冬に赤い石? と思われるかもしれませんが、ルビーが燃える石炭を意味する言葉で呼ばれていたことを考えるなら、それほど不思議ではないかもしれません。
また、ルビーやガーネットなどの赤い石は、中で炎が燃えており、その光で赤くなっていると考えられていたようです。
石の中で燃え続ける炎が、じっと春を待ちわびる気持ちと共鳴したようですね。
ギリシア・ローマでは、ルビーは炎と戦いの神、マルスと結び付けられて考えられ、戦士たちが戦場へ行くとき身につけられました。
そこから「勝利を呼び込む石」と呼ばれるようになったと考えられています。
色
ルビーはコランダムの一種です。
コランダムの中で赤いものをルビー、それ以外をサファイアと呼びます。そのため、ルビーの色は赤だけです。
赤にもいろいろありますが、ピジョンブラッド(鳩の血)と呼ばれる赤いルビーが最も価値があるとされます。
浄化
太陽は変色の恐れがあるためお勧めできません。
セージ、月光、流水は使えます。
主要原産地
ミャンマー、タイ、ベトナム、カンボジア、インド、中国、ネパール、ロシア、スリランカ、タンザニア、マダガスカル、ケニア、アフガニスタン、パキスタン、コロンビア
たくさんありますね。
硬度
9
和名
紅玉(こうぎょく)
誕生石
7月
石言葉
情熱
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