パワーストーンが好きな方なら「石の浄化」について聞いたことがあると思います。

しかし、浄化とはそもそも何のためにするのでしょうか。

いつ、どのように行うのがいいのでしょうか。

今回は、分かるようで分からない「浄化」について、気になる点をまとめました。

そもそも、浄化とは何のために行うのでしょうか。

パワーストーンを持つ方は、何らかの理由があって石の力を借りたい、と思っていることが多いと思います。

しかし石が悪いエネルギーで汚れていたり、良いエネルギーを使い果たして疲れていると、本来の力を発揮することができません。

そのため、石についた悪いエネルギーを落とし、良いエネルギーを注入する必要があります。

そのために行うのが浄化です。

まず、石を手に入れてすぐに行う必要があります。

自分で拾ってきたものを別とすれば、全ての石は手に入るまでの間に様々な人の手を経ています。

石は周りの影響を受けるので、その過程で悪いエネルギーがついてしまうことがあります。

そのため手に入れたばかりの石は浄化して悪いエネルギーを落とす必要があります。

次に、身に着けているうちに石が疲れてきたように感じたり、輝きが薄れてきたときにも行う必要があります。

石を身に着けていると、石が持ち主の受けるはずだった悪いエネルギーを代わりに受けたり、持ち主の発する悪いエネルギーを受けることがあります。

そのため、ときどき悪いエネルギーを落とす必要があります。

また、石が持ち主を助けるためにパワーを使うと、石の持つパワーは減っていくので、そうやって働いてくれた石をねぎらうため、石に良いエネルギーを注入する必要があります。

浄化を行う頻度は決まっていませんので、石の様子を見ながら行ってください。

浄化には大きく分けて、悪いエネルギーを落とす「ゼロ浄化」と、良いエネルギーを注入する「チャージ浄化」の2種類があります。

たいがいの浄化方法は2つの性質を併せ持っていますので、石の状態に合わせて使い分けてください。

ゼロ浄化の性質が強いものからチャージ浄化の性質が強いものへ、順に並べると

塩→水→お香→水晶→月光・太陽光→音

となります。

それぞれの方法にメリットとデメリットがあるので、以下で方法ごとに説明していきます。


塩による浄化

方法

1.石を天然塩に埋める

2.10分から20分で取り出す

3.10分から20分水にさらす

メリット

ゼロ浄化の性質が最も強い

デメリット

悪いエネルギーだけでなく良いエネルギーも抜き取ってしまうため、改めてチャージ浄化で良いエネルギーを注入する必要がある

石によっては塩に弱いものがある


水による浄化

方法

1.お椀などの中に石を入れる。

2.水を注ぐ

3.数時間から1日そのままにしておく(水は少しでいいので出しっぱなしにする)

メリット

特別な道具がいらず、自宅で簡単に行える

デメリット

石が流れてしまわないよう気を付ける必要がある

石によっては水に弱いものもある

アクセサリーになっている場合は、石そのものは大丈夫でもパーツが劣化する可能性がある


お香・セージによる浄化

方法

1.換気のために窓を開ける

2.火をつける。軽く振って火を消し、煙だけが出ている状態にする(お線香のような状態)

3.煙の中に10秒から20秒くぐらせる

メリット

石だけでなく空間の浄化もできる

デメリット

めのうやターコイズなどの多孔質の石は変色する恐れがある


水晶による浄化

方法

水晶クラスターや水晶のさざれ石の上に浄化したい石を置いておく

メリット

置いておくだけなので簡単に行える

全ての石に使える

デメリット

さざれ石自体も、時と気浄化する必要がある(クラスターには必要ない)


月光・太陽光による浄化

方法

石を光に当てる

月光なら満月が理想

日光なら夜明けから午前中

メリット

特別な道具がいらず、簡単

デメリット

太陽光で退色する石がある

透明な石を長時間日光に当てるとレンズ効果で発火する恐れがある


音による浄化

方法

浄化用に調整された音叉(クリスタルチューナー)を水晶で鳴らす

メリット

全ての石に使える

空間の浄化もできる

デメリット

特になし

いかがでしたでしょうか。浄化の方法はほかにもありますが、今回は代表的なものについてまとめてみました。

それぞれの方法にメリットとデメリットがあり、また石の種類と状況によって使うべき方法が異なります。

悪いエネルギーがたまっている場合にはゼロ浄化の性質が強いものを、石が弱ってきたときにはチャージ浄化の性質が強いものを、石の性質に注意しながら利用してください。

石の基本情報のページにそれぞれの石の浄化にあたっての注意点も書いてあるので参考にしてください。